あいさつ

 私は、川南町の素晴らしい自然と豊かな大地、そしてそこに住む人情豊かな皆さんたちとともに現状を刷新し、すべての町民に寄り添った「こころ豊かで明るく住みよい川南町をつくる」ために立ち上がりました。「自然と調和したまちづくり」を標榜し、次の5つの柱を政策公約(マニフェスト)として皆さんにお約束いたします。多少「ニュアンスや言葉足らず」などが生じているかもしれませんが、限られた字数の中、私の熱い思いを誠心誠意表現いたしました。

今回の統一地方選挙の一番の争点は、「新中学校建設問題」です。私は、昨年4月15日の立候補宣言から白紙に戻すと表明してきました。それは結論ありきで出発した当問題の執行部の説明不足から町民の理解が得られておられず、加えて建設資材の高騰町の財政などを考えると新中学校の建設は無謀であり、取りやめて既存施設を活用することが最善の選択であると考えるからです。ただし、2校の統廃合には賛成します。私はこの問題を最優先課題に位置付けしています。

 以下、5つの政策公約(マニフェスト)です。

1 生きる力を育むまちづくり

  • 中学生以下や後期高齢者の公共施設使用料を無償化します。
  • ふるさと納税や(ふるさと宅配便(仮称))を積極的に活用し、稼げる自治体を目指します。
  • 町民に夢と希望を与え、名声を高めた方を顕彰する町民表彰制度を新設します。
  • 想定外のない災害を目指し、万全な体制を構築するため危機管理室を新設します。

2 資源を活かしたまちづくり

  • 農畜水産品の高付加価値化・6次産業化を図り、農漁業家の強化を支援します。
  • 卸売業者への支援を通じてカワミナミブランドを創出し、稼げる農畜水産業目指します。
  • 農商工連携による地場産業の育成と、加工場の設立による特産品を開発します。
  • 森林経営事業者を育成し、製材業者と連携し県産材の市場拡大を目指します。

3 くらしを守るまちづくり

  • コロナ禍と物価高が町民のくらしを圧迫しており、町民に寄り添う行政を目指します。
  • 原則として月一回「タウンミーティング(仮称:開拓塾)」を町内各地で開催します。
  • 男女半々からなる「町政諮問委員会」を新設します。
  • 生活弱者(高齢者や身体の不自由な人など)が安心して暮らせるまちづくりを目指します。
  • 役場の物資購入・発注は町内業者に、町民の町内での買い物を奨励します。

4 郷土愛を力にするまちづくり

  • 本町の魅力・利点を積極的にPRして、企業誘致や起業希望者を支援します。
  • リモートワーク可能な拠点を整備し、自由な働き方を実践する人材を呼び込みます。
  • 移住(UIJ)希望者の情報を収集し、要望に合う受け入れ態勢の整備を目指します。
  • 本町出身者との交流を更に活性化させ、本町の魅力・利点を積極的にPRします。
  • 企業・行政が一丸となった人口減少に打ち勝つ川南の実現を目指します。

5 未来につなぐまちづくり

  • 小学生・中学生の給食費・医療費を無償化します。
  • 育児・子育ての整備を促進し、入学祝い金(小学生5万円、中学生10万円)を支給します。
  • 勉学・部活動の質を充実させるため、専門家(指導者)を招へいします。
  • わが国や国際舞台などでも活躍できる人材を輩出できる土壌の醸成を目指します。
  • 小学生・中学生に郷土の歴史や風俗・伝統・文化などを学ばせ、伝承させます。